MINI AUDIO

スピーカーのエッジ交換

ナカミチのスピーカーは良い音が出ますが、スピーカーはラインナップから外れ、中古でも良いからまた修理して使うことにしました。ボロボロになっていたラバーエッジを丁寧に取り、コーンやフレームについた元のボンドも落とします。

取り寄せたラバーです。寸法を言って、注文通りのものが来ました。外周が1m/mほど大きいのでハサミでカット。これはスピーカーのフレームのプレスの型のせいなので問題ナシ。

センター出しやひずみが出ないか仮付けし確認をしてから、専用ボンドをコーンに均等にハケで塗り、まずはコーンを完璧に付けるまで、1日置いておくことにする。

フレームの上部は、後でめくりながらボンドを塗り貼り付ける。これで、また良い音が出ると思うよ。

このナカミチ SP-55Cはmade in JAPANの物。コーンは外からエッジに貼るタイプです。完全に乾いてきたので、外側のエッジを貼ることに。

もう下側のコーンでセンター出しが決まっているので、上は専用ボンドをハケで塗りながら付けていく。

最後に、厚めのリムをさらにエッジの上から貼り付け、1周軽く指先で押しながら貼って終わり。白く見えているのははみ出したボンドだが、乾くと透明になるので問題ナシ。これで2つのスピーカーが、またよみがえった。これらはアレックでお任せコースでオーディオを取り付けた方のアフターサービスのみの仕事です。高級スピーカーで、もう手に入らないスピーカーは、このようにエッジを替えて、また5年ぐらい使えますよ。

ほら、これで完成です。

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