今月進化したお客様のMINI達

『 2000y MK10 40THクーパー ソーラーレッド 』

2008年1月

2008年1月5日
アレック、新年初顔合わせの日である。H氏、お正月休み中にサスペンションのことを考えていろいろと勉強した様子。デフシールからOILモレもあり、早速修理。デフシールはハイクオリティー品を取り付け。

引き続き、ラバーコーンを外す。12万K/m走ったわりには常に前後の車高のバランスを取っていたせいかヘタリは少ないが、コイルスプリングをフロントに組み込んでみることにしました。

バラしたアッパーアームはO/Hし、ナックルジョイントは交換する。元々付いていたHiLo Kitも、グリスを詰め替え再使用します。さあ、H氏、足回りの煮詰めに、新年早々入りました。

2008年1月13日
H氏、フロントにコイルSPを取り付けてから1週間ほど走り、リヤがラバコンのままなので、後ろが跳ねる感じが不快感が残ると言い出だした。そこで、リヤはキャンティックさんのLSSの「サーキット」を選んだ。というのも、フロントにLSSフルサーキットを組んでVALTAINショックとの相性が良く、前だけ乗り心地が良くなってしまったからである。

リヤは、コイルスプリングが踊りやすく、フレームを傷めたりガチャガチャ・ギシギシ音が出ることの多いコイルスプリングだが、今回のものは、なんと固いラバーの脱落防止ADPが付いていた。これは良いとアレックも思った。フレーム側のラバーコーンを固定する爪にピタッとはまり、さらにスプリングを差し込むように入れられる。

コイルをはめると、1巻分ぐらいスポッと入る。左側はフレームの爪にはまるデザインだ。H氏、若者らしくスポーティーに走れるコイルスプリングを煮詰めていく方針を決定しました。

店内ディスプレーの画像ですが、よく見るとイエローのコイルSPがありますね。実は、このコイルスプリングは、キャンティックの社長さんが数年前にアレックにくれた物です。今回、走り屋のH氏が足回りのサスを見直したいということで、試しに付けてみな、というのがきっかけになったわけである。
実は、これが予想以上にH氏、気に入ったようである。

リヤのコイルスプリングにも、ハイローキットがコイルSPリングの突き上げによって割れてしまうことがあるので、必ずこのADPは付ける。

脱落防止ラバーマウントを取り付けてみた。ピッタリはまり、良い感じです。

外したリヤのラバコンとハイローKit ハイローは生かしてコイルを組み込む。

VALTAIN タイプSとLSSカーキットの組み合わせ。さあ、楽しみになってきた。セッティングは基本的に10インチで、元のフェンダーとタイヤとのクリアランスは指3〜4本がベストである。ストロークをちゃんと取り、適度のロールも必要でコイルスプリングが遊ばないように気をつけなければならない。指2本くらいの車高の下がった状態で乗りたい方は、かなりのショートストローク化したショックが必要になるから、ご注意。アレックでのコイルスプリング装着車は、基本的にノーマル車高にしております。

リヤサス取り付け完了

指3本強の車高で足回りも調整し、バツグンの乗り心地とコーナーリングの良さを実現。ロールも少ない。アレックも一回りしてきた。Good!

フォグカバーも決まっているH氏の40Thクーパーは、11万K/mオーバーだが、まだまだ行けそうです。

2007年12月

ブロスのステアリングアジャスターを取り付けました。振動もなくガッシリします。走行11万K/mオーバーのH氏のミニは、シリンダーヘッドをO/Hしたぐらいで、エンジン・ミッション・クラッチも未だに絶好調。やはり、乗り方とOIL管理がものをいう、そんな1台です。

ステアリングA/Jとノーマルシートは少し相性が悪いので、レカロ リクライニングシートを付けてドラポジを見直すことに。

2007年2月

最近のH氏のクーパーはまた気分を変えて、今度はラリースペックである。

フォグを3点にし、メッキリムを付けてある。ボンネットバンドもシックリ落ち着いて、ミニミニ大作戦を思い出させる姿である。

赤と黒のデュオトーンで決めているところがおしゃれである。

H氏、何をやっているのか?H氏のミニは、そろそろ8万K/mを過ぎた最終モデルである。

10インチKit取り付けから約5万K/m走ったミニであるが、プレーンローターの歪みがひどくなりすぎたということで、ディスクローターとパット交換をすることに。随分と長持ちしたもんだよ、ノーマルローターも。
ミニのディスクローターも色々あるが、8,000K/mぐらいで歪みが出るものや、3万〜4万K/m走ってもなんともない物まで、色々あるので注意が必要だ。

タロックスの10インチスリット入りのローターを選んでみました。今度はどのぐらい長持ちするのかが試されることになります。しかし、スリット入りはPADやスリットの向きで多少のおあそびが出来る楽しい物なんです。

早速、ローターを外しフランジビスを交換しながら取り付け。ディスクのスリットの方向は意味がある。H氏の付け方は、スリットが上からパットを引っかくような取り付け方だが、レースカー等に多い方法である。ブレーキパットの初期制動のUPとPADの効きを最大限に引き出すが、パットとローターにかける負担も大きくなり持ちも悪くなるし熱も持つ。一方、スリットを逆にするとローターやパットの持ちが良くなるし冷えやすい。
じゃあ、こっちの方が良いじゃん、とお思いでしょうが、初期制動がマイルドになると言われている。ただし、パットしだいでの違いは普通に街乗りでは分からないので、自分の好みということになるが、取り付けの際に指示をしてもらえれば良いですよ。

2006年12月

2006年12月17日
H氏、何をやっているの?

なにやら、白に耐熱スプレーでペイントしたマフラーが吊り下げられていて

アバルトのイメージで白いマフラーが付けたい、と突然実行に移すH氏であった。

フォグランプが3個、ラリー車っぽく装着されている。最近、ラリー仕様が気に入っている様子。

ボンネットを見ると、革製のベルトが付いているではありませんか。まるで、ミニミニ大作戦の赤いミニのようです。

ボンネットベルト ベルトは、あくまでもファッション的な取り付けをしています。はっきり言ってアクセサリーだと思ってください。
あと限定3台で終わりです。 定価は\25,200.

2006年10月

2006年10月17日
H氏、遅くまで何をやっているのか?またゆっくり見させてもらうことにしよう。

2006年10月25日
しばらく忙しくて良く見ていなかったH氏のミニをじっくり見てみることに。レーシンググリルIIIに5.35JモールレスOVFを取り付けました。レーシンググリルIIIは、ブラックメッシュに中黒で、回りはソーラーレッドにペイント。

ウェラー5J×10・−7オフセットのスチールホイールにAO32Rをはく。

ツライチで決まり。Fネガティブ1,75°R0°です。

ルーフをブラックにペイント。上が黒いと車高が低く見えます。

レーシンググリルIIIを上から見たところです。

純正ドアーミラーを付けたままの英国のレーシングミニのようなシルエットです。2色に塗り分けたレーシンググリルIIIは世界初のはず。

2006年9月

H氏、何をやっているのかというと

ドアーをぶつけられて、凹んだドアーをバラシているところです。

Fガラス下にちょこんとあるサビが気になっていたらしく、ついでなので

Fガラスのゴムを外してみたら

あちこちパイの様になっているところを発見。ついでに鈑金することに

新品の純正ドアーASSY

防振シートを必ず貼らないと、ドアーの閉まり音がベーンと安っぽくなってしまう。これをキチンと貼っておくとガチャーンと良い音になる。

そして、スポット溶接のしてある鈑金と合わせ目等にはシーリングを施しておくことが大切。

2006年8月

2006年9月1日
H氏、何やら5.35Jを買ってフロント部をカットし、バンパーを外しSモールを付けている。ラインを合わせていた。

右側である。フロントパネルのアンダーラインの延長でカット。H氏の感性である。

リヤは斜めに切れ上がったようにカットし、お尻の丸みは強調する。

白かったホイールも真っ黒にペイントしていた。今後、どんなホイールをはくのか、楽しみである。

2006年8月

2006年8月29日
ヘッドをO/Hしてバツグンに調子が良くなったH氏の2000yクーパー 走行も79,000K/mだが、その辺の2〜3万K/mのミニには負けない。今日、OIL交換をした。A,S,H OILのPSE 10w-40w 部分エステル化学合成である。今回、アレックで取り扱うかどうかを決めるべく、モニターの第1号である。後日、報告するとして。

エアークリーナーをHKSのスーパーパワーフローに交換。フィルターを赤にして、ロッカーカバーも赤にペイント。なかなかおしゃれなエンジンルームである。

2006年7月

2006年7月7日
特に不具合があったわけではないのですが、早くも73,000K/m走っているH氏のMINIを、パワーUPと燃費の向上を兼ねてシリンダーヘッドのオーバーホールをやってみました。外したばかりのヘッドです。エキゾーストバルブは白く良く焼けていて、インレットバルブはカーボンで黒くなっているのが良くお分かりでしょう。さすがインジェクションまずまずの混合気で燃焼していた事が分かる。ECU 各センサー・バキュームパイプ等、メンテの良さがすぐ分かる。
ヘッドガスケットもヌケかけている所すら無く、シリンダーもキズも無く、ピストンのガタも無く、良い状態でした。

外したヘッドをバラしてみると、バルブのあたりが4m/m以上あり、EX 側も少々、虫食い始めていた。走行K/mの割りには程度は良く、モデファイには良い素材と言える。
ちなみに、こんなMINIはヘッドO/Hをした方が良いですよ。

・ オーバーヒートさせた事がある。
・ エンジンをかけた時に白煙が出る。
・ アイドリングや空ぶかしで1発パラパラ音が
  するような感じの時などかな〜。

リユーターで細かい段差やバリを削り、バルブガイド8ヶ交換。バルブシート合せ・バルブ研磨・バルブスリ合せを行ないました。ご覧の通り、燃焼室の形状はクーパーSとほぼそっくりな1.3ATのヘッドは、ノーマルでもなかなかの物なんですよ。

5ポートの給気側は、ちょうど飾ってあった STAGE III のヘッドを少しまねて削ってみました。排気側も同じく削りました。

手前が JANSPEED STAGE III 奥がロングマン STAGE III どちらもノウハウとポリシーが違う加工の仕方です。

バルブスリ合せも完了。バルブシート・研磨したバルブの当たり具合は1m/m弱の細い線で1回キレイに当たりが付きました。
ヘッドも0.5m/mの面研磨をしました。

アレック メタルG/K 0.5m/m をチョイス。少し圧縮比を上げ、トルクUPします。バルブクリアランスはコンマ38で広めに取り、完成後、試運転。オー、2,500RPMぐらいがフケが良い。特に3,000RPM越えたぐらいから、クォーンと6,000RPMまで一気に上がる。いつもの様に走ると、軽く120K/m出てしまうようになりました。3rdのトルクがぜんぜんトルクフルになりビックリした、とH氏

2006年6月

2006年6月18日
H氏、何をやっているのか

97y〜のフロントウインカーに水が入るというので、旧タイプに交換するところです。

外すと穴は共通で、パーク金具を片側に3ヶはめ込むと、旧タイプASSYが付きます。

あえて、プラレンズのオレンジで取り付けるのもスタンダードで良いかも。裏側のゴムブーツの配線の取り出しのところへシーリングするのが大切です。

2006年4月

2006年4月26日
ツクバサーキット出走前の点検中のH氏のクーパー プラグイリジュウムプラグ♯7・VALTAIN OIL & フィルター等に交換しながら各部点検

加速を良くするために、ワコーズのパワーエアーコンディショナーをチャージする。(サーキットでは A/C は使いませんが)
これは高年式ほどコンプレッサーの抵抗が大きく、すぐベルトが鳴くのもコンプレッサーが重い証拠である。
95年以降のA/Cは、R-134aのガスを使用するが、このガスはR12と違い特に潤滑性が悪く、A/C使用時にエンジンにかける負担も多い。又、コンプレッサーの焼きつきを起きす可能性もある。

そこで、このパワーエアーコンディショナーをチャージすると、コンプレッサーが軽く回るようになるので、燃費の向上・加速の向上・静粛性の向上・冷却能力の向上と、バツグンの効果である。工賃込みで \5,000 なので、95年以降のA/C付きは必ずやりましょう。アレックでは、5月〜8月中に車検・ロイヤル・セーフティーを行なう方には標準メニューに入れます。
ご安心下さい。次の点検が9月以降だけど、A/Cを使う前にパワーエアーコンディショナーをチャージしたいというメンバーの方はお電話下さい。20分くらいで終わりますので、どこかに入れてさしあげます。

2006年3月

H氏、ミラーをTEXのドアミラーを付けたいということで

ミラー無しのミニは、一番かっこ良いですが、最近、モーリスクーパーグリルに交換して気分を変えている。

バンパー取り、DXモールを付けている、MKI時代のクーパーカーのレーシングミニの再現である。

ミラーステイで簡単に付いたTEXドアミラー

なかなか決まってます。

ホーンボタンは、モーリスADO16のMKIの物。
メーターは、ホワイトメーターである。

2006年2月

2006年2月1日
H氏何をやっているかと言うと

足回りをばらし、クオリティUPである。これはノーマルのロアームとテンションロット

VALTAIN TYPE-Sのショックに

ローズジョイントの取付である。

ちなみに2000yクーパーシートはパディーホップカークのセミバケットリクライニングシート。もちろん当時物にこだわる。

シート地もマークも当時のままというレア物である。

モモ用のスペーサーでステアリングを手前に出し

手作りのフットレストをつけ、このシートに合わせてドラポジを自分にあうようにしている。

マフラーはVALTAINサイド出し

可愛さと迫力がミックスしたH氏の40thクーパー。今後の進化も楽しみだ。

2005年11月

フレッシュエアーダクトを外し、奥をシーリングで埋め、10cmの2Wayスピーカーを埋め込んである。

リヤスピーカーはカロッツェリア16cm 2Wayノーマルを外しグレードアップしてある。

デッキはカロッツェリアDEH-P070である。4チャンネルサウンドを楽しんでいるH氏。

MINIのスピーカーの音を良くしたいとスピーカーの性能を最大限に引き出すためにリヤスピーカー用MINI専用バッフルボードを製作してみました。
合板15m/m厚をリヤトレイのスピーカー回りに合わせてカット、カロッツエリア16cmスクエイスピーカーに合わせて内径は130φ

ボードにカーベットを貼り、スピーカーはボードにじか付けしボードは更にボディーへビス止めする。

下からは元穴を使ってビスで固定
音の広がりと低音の歯切れが非常に良くなりました。ボリュームを上げても音割れやビビリ音が無くなりました。

中から見るとこんな感じです。
このスピーカーこんないい音出すんだぁ。と感激したH氏
大切なのはスピーカーの性能を最大限に引き出すことがポイントになります。MINIと同じだよ。