進化したお客様のMINI達

『93y MK9ベース クリッパーブルーミニマイナーSTANCE ノースランドA/T』

2008年7月

2008年7月24日
クリッパーブルー 今回は、ロイヤルチェックと足回りの見直しをはかることに。オーナーのS氏は乗り心地を重視する様子。
ホームページもよく見ていてくれて、キャンティックのコイルサス サーキットにビレットA/JライドコイルSP用をチョイス。ハイローも付いてなく、ショックもノーマルのままだったので、無駄のないクオリティーUPである。

フロントのラバコンを外すとペッタンコで、もう限界にきている。これにハイローKitだけだと、ラバコンのストロークが少ないので固めのサスにはもってこいだが、コイルスプリングを味わってみたいということで、今回の仕様になりました。

ショックアブソーバーは、VALTAINのタイプSショートストロークをあえてチョイス。このコイルスプリングとGASショックの相性はバツグンで、乗り心地が良くてロールが少なくグニャグニャ感もなく、乗りやすい足になります。コイルスプリングにするなら、VALTAINタイプSが1番良いと思います。

作業も進んでいます。まず足回りを終わらせてからロイヤルチェックに入ります。

VALTAINショック・ビレットコイル用A/Jライド・LSSキット(サーキット)の組み込み完了です。アッパーアームOリングも必ず交換しています。
4輪を持ち上げてもコイルが遊ばないように組むのが1番良いです。コイルSPは、車高を下げないでノーマル車高で乗る方におすすめです。

リヤのサスです。フレームとコイルSPの間にラバー製の脱落防止ADPをSETし、ショックが完全に伸びきった状態でもコイルスプリングが遊ばないようにすることが大切です。段差や急な上り坂など、斜めに上がって行くときなどは、このような状態になることもあります。

2008年1月

セーフティーチェックを向えたクリッパーブルー 大切に乗られているようで、非常にキレイである。テンションロット・ロアームのB/Sを交換。切れていたドライブシャフトインナーブーツをジョイントをO/Hしてブーツ交換。クーラント交換・水温センサー交換・その他のチェックをしました。

アレックオリジナルレーシングフック フロントを取り付けました。

2007年7月

今回、車検を向えたモーリスミニ マイナーSTANCE クリッパーブルー TEXのメッキワイパーアーム&ブレードに交換して、また雰囲気が良くなりました。
TEXはゴムが弱いので、アレックでお買い上げの方は、次は替えゴムを用意しておりますのでご安心下さい。

今回、アレックミニスピード アロイロッカーカバーとフィンタイプのOILフィラーCAPを取り付けて、ついでにP/Kグロメットを交換しました。
エンジンルームがさらにキレイに見えます。ブルーのアーシングコードにアルミの色が良く似合いますね。

BMCのマークにアレックミニスピードレーシングのロゴは、サンドブラストで彫ってあります。アルミのアロイCAPカバーの中には、専用のインナーCAP(別売)が組み付けられています。

2006年10月

2006年10月18日
アーシングを取り付け完了。
取り回しも気を使ってます。

ターミナルも手作りです。

バッテリーを固定し、ちょうど空いたスペースに雷神を取り付け。

これで完成です。

名義変更完了。納車を待つだけになりました。

2006年10月

2006年10月15日
納車前に、新オーナーのS氏からのオプション依頼を受けたパーツの取り付けです。まずは、ウルトライエロープラグコードグレイCAP〜96yまでのA/C付き専用です。A/T用アルミアンダーガードも取り付けました。

トライポットヘッドランプ(レプリカ)にPIAAのライトリレーKitを同時に取り付け。雰囲気は出てきた。

トランクH/D MKIタイプに交換。これは、アレックが取り寄せるのを忘れていたので、オプションではなく付きである。

VALTAIINサイド出しマフラー やはり、サイド出しがどうしても好きというS氏のオーダー

雷神及びアーシングSETを付けると完成です。

iPod対応CDデッキ カロッツェリアの50W×4chに、iPodアダプターを取り付け。

モトリタ ウッドステアリング 14インチディッシュに、アレックオリジナルのホーンモチーフとチタンアルマイトのシフトノブは、マークを同じにして統一制を出す。

アレックのマークである。20年ぐらい前に、'50年代のLUCASのマークを意識して考えたマークです。

2006年10月

2006年10月10日
オールペイントも終わり、93y 1.3i スプライトも、クリッパーブルーのモーリスミニマイナーSTANCEへと生まれ変わろうとしています。93y頃までの腐りにくいボディーをベースに、一度、完璧にオールペイントしたMINIは、かなり永く乗れるでしょう。

MKIテールランプ・ライセンスプレートパネル・ライセンスランプと組み付け。

年式的にも、サビや腐りの少ないMINIではあったが、バツグンにキレイになっている。ホイールも、まずは12インチで乗ってもらうわけだけど、OEWにペイントしてみた。スッキリとしたスポーティー感が良いと思う。

A./Tの調子も良く、走りは、元々足回りで悪いところは全て修理済だったので、バツグンに良いMINIになりますよ、このMINIも。
グリル回りやメーター回りを仕上げれば、ほぼファーストステージ完成。

2006年10月12日
クリッパーブルーモーリスミニマイナー STANCE ほぼ完成である。美しい色とボディーに生まれ変わりました。ボディーは、MKIクラスのレストアと同じやり方で、ただ腐りやサビを取ってオールペイントしたわけではないので、最高の93yだと思う。

ドアーミラーステイS8専用を同色にペイントして、S800ミラーを取り付け。これは、純正ミラーより良く見えますよ。

3連メーターに交換し、スタンダード木目のウッドパネルを付け、A/Cは吊り下げA/Ckitを使い、助手席に移動。オーナーが持ち込んでくる予定のデッキ待ち。

ナローアーチ4.5Jを同色にペイント。ホイールエイトスポーク純正をOEWにし、メリハリを出す。なんとなくスポーティーで車検対応のミニマイナーSTANCEのファーストステージの姿である。しばらくこのままで乗って、後々、10インチ・センターメーター・内装をマイナークリッパーブルーのイメージでモデファイしてあげてみる、なんて楽しい宿題をいっぱい残したこのミニも、アレックの方針である、1台でも多く、より洗練されたミニを残す、という強い信念に基づいてレストアしています。

93y1.3i 現在仕上中。販売価格はまだまだ計算できませんが、ピンときた方は連絡下さい。

ロイヤルチェック&リフレッシュ計画。アレックのUSED MINIは全て悪い所が無いが1つの基準です。悪いところは直す!

室内はフルノーマル。

まずは足回りから。永い間まともな修理や点検整備を行っていない、典型的な1台であった。ド・ノーマル。乗るだけ。左右のフロントハブB/gは交換。また、ドライブシャフト、アウター・インナージョイント左右ともO/Hをし、ブーツ類の交換である。

ハブの点検及びB/g交換、ボールジョイント交換等々。

キャリパーのピストン、クリーン、シリコングリスを塗って仕上げ、ブレーキPADはVALTAIN V-NS12に交換。ブレーキホースも交換。

F15°、延長ロアアーム、ロアアームB/S交換。テンションロットはB/SタイプのA/Jタイプ。キャンパー&キャスター角と適切なトウ調整でよく曲がり、よく踏ん張る足回りに生まれ変わります。テンションB/Sは当然a.r.cの強化B/Sを使用です。実はこれでステアリングが驚くほど軽くなるのです。

新品のローターとVALTAIN PAD。

ボールジョイント交換、シム調整、ハブB/g交換等々。片側づつコツコツと行う。

リヤはホイルシリンダASSY、リヤブレーキシューASSY、ブレーキホース交換、グリスニップル等々を交換。

ブレーキマスターO/H。PバルブはOILモレのためASSY交換。トルクステイのボディ側が割れていて溶接で修理。バキューム回りのパイプASSY全て交換。

O/Hしたブレーキマスター。

取り付けられたサーボASSY。

取り合えず試運転。バッチリ何事も無く、スムーズに調子よく走り、よく曲がりよく止まるミニになりました。

取り合えず悪い所が無い状態になりました。A/Cもバッチリききます。ここまでで約60万円以上の修理代です。次いではオールペンでもしようかなと思っています。

タペット調整も行い、ロッカーカバーP/Kやグロメット等も全て交換しました。さあ!走りはやっと程度の良いミニになりました。A/Cもバッチリききますし、この内装はお金を掛けずに、次のオーナーがコツコツ自分仕様にもできるようにします。

2速メーターでインダッシュA/Cは、ディーラー車だけのものですから。しかし、外見はモーリスミニマイナーMK-I STANCE。もちろん、オーバーフェンダーレス、ボディ色は散々迷いましたが「クリッパーブルー」一色にしようと思っています。内張りシートがグレー系なので相性はバツグンだと思います。ロイヤルチェック&クオリティーUP各部の修理明細は全て保管してあります。納車の時にお渡しいたします。

スプライト1.3iオリジナルのブラックのアウターハンドル。

同じくブラックのトランクH/D。

左右のドアーです。サビや腐りは鈑金してペイントしてあります。そうです。このBRGのA/Tは、オーダーが入りクリッパーブルーのMKI STANCEで作業が進んでおります。工場は、ガレージグレイス ボディーワークです。

FとRの4本のピラーモールです。ピラーモールも1本1本単体でペイント。もちろんボディー側もサビ等は取り除きペイントし、ピラーモール金具を付け、ピラーモールをはめ、ルーフ側をシーリングして、又ペイントするのです。

ボンネットです。MKI加工済 ストライプは素人ペイントだったので大変だったと思いますが、メチャメチャキレイになっていました。

トランクです。いらない穴は全て穴埋めしてあります。

クリッパーブルー1色で塗られた1.3i A/T 今後はシリンダーヘッド等をO/Hし、ガレージミニノースランドのSP A/Tを組むことになります。

トランクの中も隅々までペイントし、テールもMKIのテールランプのプレスが忠実に再現されている。後々、永く乗るための防食処理や、後ではなかなか出来ないところを先に全部やっておいて、少しずつメーター・内装・10インチ等、コツコツやっていこうという方向きのMKI STANCE 1STステージです。

ガレージミニノースランドより送られてきたSP A/T Oリングや説明書が入っていて、ありがたいことです。出来上がったら最高のミニ1.3i A/Tになることは間違いないですね。

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