今月進化したお客様のMINI達

『 96y MK9 クーパー1.3i タヒチブルーA/T 』

2007年2月

2007年2月15日
ロイヤルチェックを向えた96yA/T その後、ダウンパイプ交換等、長い間フロントのみペッタンコで走っていた後遺症を、コツコツと改善してきた。今回のロイヤルは、足回り・ハブB/g回り・ボールジョイント回りをO/Hして、このMINIも良い状態を保つスタートラインに立つ事になります。

足回りをバラしてみるが、ブーツ類の破れもなく、B/S類もすでに交換してあるのでしっかりしている。

ボールジョイントの調整を行い、ハブB/gもグリスを詰め替え、長年フロントが下がったまま走っていた後遺症もこれで完了です。
初ロイヤルからちょうど1年で、とりあえず半年に1度の点検をしていれば故障もなく乗れるミニになりました。

2006年2月

2006年2月10日
K氏が初ロイヤルチェックの予約を入れてくれたのが平成17年の12月10日。わざわざお車を見せに予約に来て下さった。その時点で空いていた日は最短で18年の1月28日、当日はロイヤルチェックのメニューに基づき作業がスタートした。

早めに入れてさしあげたのは ブレーキがあまりきかないということで 最優先しました。ブレーキマスターがOIL漏れ サーボの中にブレーキフリュードがたまってベチャベチャになっていたのでブレーキマスターO/H Fディスクは、キャリバーピストンを磨いて、シリコングリスを塗り、パットピンのみ交換で組付けました。

リヤはホイールシリンダーASSY交換等、点火系、各バキューム回り、トルクロットB/S等はひと通り交換、OILもVALTAIN、OILフィルター フィルターのケースのボルトのOリング オイルドレンの銅ワッシャーは必ずセットで交換します。

ほぼ完璧な状態に落ち着いたエンジンルーム

このときの宿題がフロントの完全なヘタリである。
本日は2月10日 朝10:00にピタッとあらわれたK氏。
今日のメニューをパーッと車を見ながら確認してもらい打ち合わせ。

ロングストローのソフトラバーコーン、VALTAINショックタイプ Lショック スペシャルビレット アジャスタライド ナックルジョイント等である。
取り合えずフロントのみ上げる方法もあるが、長い目で見れば、4輪にきちんとショックとA/Jライドを組み込んだほうが良い。
その時 予算が許せばフロントだけでもラバーコーンは交換すべきである。

フロントは、指1本しか入らず、大変危ない状態でした。というのは、キャッツアイをまたいでも、EXダウンパイプをガリッとするからです。

リヤは指3本余裕で入る状態 こんなMINIが以外に多いですよ。

ついでに正常なリヤ。 指3本〜4本が正常な状態です、前後共。

フロント このぐらいのストロークがなければ鎌倉の抜け道は走れません。

外したアッパーアーム。 ブーツ類、B/g等は、前回チェック済である。さらに、前回やり残したテンションロットの回りとB/S交換、フューエルフィルターの交換、ダウンパイプステイの交換等もある。

アッパーアームのO/H及びOリングの交換もついでに行う。アジャスタイドもグリスUP

左ヘタリコーン、右ロングストローク、ソフトラバーコーン。
アレックのロイヤルスタートで、一度、バツグンに程度をキープしていく、これがアレックのSTANCEなのです。

組み上がった左のフロントサスペンション

右側のリヤです。
リヤのラバーコーンは、ほとんどダメージが無く、そのまま使用出来ます。
昔は、Fとリヤを組み替えて、また使ったものでした。

少し高めで納車 馴染んだら一回調整サービス

ビシッとした足回りになりました。