MINI AUDIO

「ミニカントリーマンに4チャンネルサウンドを」

1966yオースチンミニカントリーマンMKI

「シンプル イズ ベスト」オリジナル重視のM氏。ミニカントリーマンにオーディオを付けたい!M氏が以前にそろそろ音が欲しいとやって来た。M氏もいろいろ考えたらしい。 というのはカントリーはリヤシートの右側の下にバッテリーがあり、スピーカーを左右に組めず、リヤの荷台のスペースも小さいのでスピーカを置くのも嫌だし、ダッシュの下にもあまり今風のデッキも付けたくないという悩みであった。適当な置き型スピーカーでも、リヤポケットの中に入れた簡単なものでも良いかなぁ〜と思っているM氏。

そう言われると燃えてくるのが単純なアレック!まず、リヤスピーカーをどこに付けるか。しかもどんなタイプのものを・・・・そこでひらめいたのが、小径のスピーカーをエンクロージャー(箱)に組み込んで、スピーカーの性能をアップさせるというもの。スピーカーはボストンの10cmスピーカー。これは定格12W 最大出力80Wだからナカミチの35W×4チャンネルでも良く音を出せるのでは・・・という試みである。しかし、これだけでは高音が寂しい。そこで、

フロントには高音を重視したスピーカーをツイーター代わりに取り付ける事にしました。レトロなデザインがカントリーにも良く合いますし、吊下げで取り付けるタイプなので便利です。これも定格12Wの最大80Wクラス。デッキのナカミチが35W×4チャンネルだが定格は15W×4チャンネルぐらいだからベストチョイスのはず。

リヤポケットに挟み固定するステイを組付けて取り付けてみました。いいでしょう? なんかカントリーっぽいですよね!ダジャレじゃなくて密閉型のエンクロージャー、木製で作り込んだボストンが粋ですよね。

16ゲージのスピーカーケーブルを、右ブルー、左パープルで引く。これだけで音はよくなる。

オーディオの取付完了(この後タコメーターを付けます)。デッキと両サイドのスピーカーはいい味を出している。

お行儀良く座っているリヤスピーカー。ポケットの中も使えるし肘掛にもなるのでは?

ナカミチのデッキにレトロなスピーカー。さあ試聴だ! おぉぉ〜想像を越える音だ! なかなか良いというより、ベリーグッドである。音の広がりが良く、歯切れも良い。なんとナタリー・コールが目の前で歌っているようです。ちゃんと低音も出てますよ。前後のスピーカーの相性がとてもよいハーモニーを生み出したのではないでしょうか。納車の時マイルス・デイビスのCDを持ってきたM氏。うれしそうに早速掛けてみてビックリ!!!!トランペットの音も絶妙でした。

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